「水圧転写とは」

 

水圧転写フィルムは複雑な形状のものでも転写することができ、 まさに次世代フィルムと言える素材です。

水を入れた水槽にフィルムを浮かべ、水の表面張力の作用を利用して様々なパターンを転写する方法のことをいいます。

水溶性フィルムの上にカーボンパターン・ウッドパターン・カモフラージュパターン(インク層)などが印刷されています。

そのフィルムを水に浮かべると、水溶性フィルムは溶けだし、インク層が残ります。

そして、定着剤を噴霧することでインク層が柔らかくなり、転写できるようになります。

 

水圧転写フィルム 原理 

 

水圧転写フィルムは水に浸ける事が出来るものであれば、ほとんどが転写できます。

しかしながら、インク層を対象物に転写させる為にはベースカラー(塗膜やプライマー)が必要になります。

市販で販売されている塗料を直接ガラスや金属にのせることは難しいです。

水圧転写フィルムも同様で水に浮いたインク(塗料)を直接施工する事はできません。

まずは対象物にベースカラーやプライマーを施工してから転写してください。

その塗膜やプライマーに水圧転写フィルムのインク(塗料)がのります。

水圧転写も塗装とお考え頂ければ分りやすいかと思います。

 

水圧転写とは